肘内障、幼児の肘関節の亜脱臼の解説

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肘内障、幼児の肘関節の亜脱臼の解説

アームズ整骨院のブログ

2020/03/02 肘内障、幼児の肘関節の亜脱臼の解説

肘内障、幼児の肘関節の亜脱臼の解説

 

岡崎市アームズ整骨院です!

 

肘内障という幼児の肘関節の亜脱臼

肘内障とは、幼児の肘関節の亜脱臼で、輪状靭帯が発達していない1歳未満から6歳くらいの子どもに多いです。

 

受傷原因

腕を真っ直ぐにしている時や、しばしば大人や、幼児より背の高い人に幼児の腕が引っ張られて生じます。他にも 転落や
ひねったりすることでも生じることがあります。
現場で働いていると3~5歳が特に多く、手を握っているお子さんが急に離れようとする時、抱っこしようと脇や胴ではなく手を引っ張り持ち上げる時、言うこと聞かない子供の手を引っ張った時、大人の時間がなく急いでいる時に引っ張って外れることが多いと感じます。

 

負傷後の特徴

肘内障を起こすと腕を動かせなくなるため、子供は片腕をだらんと下げた状態になります。肘を動かさない限り骨折のような痛みは生じないため、負傷直後以外、多くのお子さんは泣くことは少ないです。

 

肘の亜脱臼と骨折の違い

上でも述べた通り、肘内障は骨折のような激痛を伴いません。一方、骨折すると常に痛いという状態が続き、ほとんどのお子さんは大声で泣いています。特に骨折した部位を指で押すと激しく痛みますが、亜脱臼ではこのような症状はあまりみられません。

また、骨折した部位は腫れることがありますが、肘内障では腫れは生じません。

 

施術法

亜脱臼した輪状靭帯をはめる整復をします。
回内法と回外法という方法があり、橈骨頭という肘の骨を押しながら手のひらを下向きにする回内法、同じく橈骨頭を押しながら手のひらを上向きにし、肘を曲げる回外法があります。
整復をしたとき、肘の骨を押している指にコクッとクリック音がしたら、靭帯がはまったサインです。

 

整復後

お菓子や人形など
子供が興味を示すものを目の前に出し、今まで腕を使いたがらなかった子供が手を伸ばして物を取ろうとしたらもう大丈夫です。
ただし整復後、数日は再脱臼しやすいので肘が引っ張られることは控えた方が望ましいです。

 

日頃、お母さん・お父さんは忙しくてスッと動いてくれない小さいお子さんを引っ張りたくなりますが、『小さい子供の肘の靭帯は弱い』ということを頭の片隅に入れて、お子さんとより良いお時間をお過ごしください。

また、上記症状を少しでも感じた場合は、是非当院にご相談ください。

 

アームズ整骨院 院長

鈴木

 

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【アームズ整骨院】

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