小胸筋の現代における弊害とは？

 

岡崎市アームズ整骨院です！

今日は硬くなってしまうと、首の痛み、肩の痛み、肩こり、背中や腰の痛み、巻き肩、などさまざまな症状を引き起こしてしまう小胸筋という筋肉についてお話していきたいと思います。

 

小胸筋とは3～5肋骨と肩甲骨の烏口突起という所についています。

 

 

主な作用は肩甲骨を前方に引くことで、外側に引く力もあります。

 

 

筋肉はゴムのような性質があり、ストレッチなどで伸ばすことをすれば柔らかくなります。

逆に縮んだ状態が続けば筋肉は硬くなり縮みます。

 

猫背など姿勢が悪い状態が続けば、小胸筋は縮んでしまい硬くなります。

硬くなると小胸筋は肩甲骨を前方、外側に引っ張ってきます。

 

 

そうなると、巻き肩になり、巻き肩になると、首、肩、肩甲骨、鎖骨、背骨が正常に動いてくれなくなってしまいます。

正常に動いてくれない関節を無理に動かしていると関節は痛んできます。

 

このように小胸筋が硬くなるとさまざまな痛みを出してしまう可能性が上がってしまいます。

近年、小胸筋が原因で痛みがある患者さんが多くなっていると感じます。

 

小胸筋リリース方法！

まず小胸筋は上の◯の烏口突起と下の◯の第3～5肋骨にくっついています。

 

 

この二つのくっついている付近が特に硬くなりやすい場所となっています。

ここをほぐしていきます。
まず、上の◯の烏口突起は、鎖骨の下を触ってください。

鎖骨の下を触ったら、鎖骨に沿って外に移動します。

そうすると上腕骨の内側にぶつかります。

 

 

上腕骨の内側から指一本分ぐらい内に戻ると烏口突起という骨の突起があります。

 

 

烏口突起が触れたら、指一本程下に硬い小胸筋の付着部が触れるので前後左右にマッサージしてください。

 

次に肋骨にくっついている方の小胸筋を探します。

もう一度鎖骨の下を触ってもらい、鎖骨に沿って今度は内側に移動します。

そうすると鎖骨の端にたどり着きます。

そこから内に指四本、下に同じく指四本分移動してください。

 

 

そこに肋骨についている小胸筋があります。

肋骨三本分くっついているので硬い所を下に探しながらを前後左右とマッサージしてください。

 

これでも硬い方は手を矢印の方に動かしながら(小胸筋を伸ばしたり縮めたり)マッサージすると効果的ですよ。

 

 

小胸筋は近年の生活習慣だとかなりの確率で硬くなっている方が多いです。
ぜひ試してみてください。

 

アームズ整骨院　院長

鈴木