雪の日のケガの怖さと対策！

 

岡崎市アームズ整骨院です！

今回はみなさんが雪の日に後悔しないよう、起こりやすいケガの紹介と対策をお話していきたいと思います。

 

 

橈骨遠位端骨折

 

すべって転ぶときに手をついて骨折する場所です。

レントゲンで骨のずれが軽度なら2人がかりで骨を引っ張って戻します。

戻ったらギプスを巻いて3～4週でくっついてきます。

ずれがひどいと手術になり、金属のプレートとネジで骨をくっつけます。

 

 

尾骨骨折

 

転んでしりもちをついて起こるケガになります。

 

尾骨骨折は基本的に固定することは少なく、ドーナツクッションなどで尾骨に刺激いれないように安静することになります。

骨が治るに1カ月程度かかります。

 

 

脊椎圧迫骨折

 

こちらもしりもちをついて起こることが多いケガになります。

しりもちをつくことで胸椎(胸の背骨)や腰椎(腰の背骨)に圧迫力が起こり骨折します。

レントゲンで骨折が分かったら胴体の型をとり、硬めのコルセットを作り装着することが多いです。

 

圧迫骨折は治癒に時間がかかることが多く3.4カ月ほどかかります。

高齢者の場合、骨が治っても折れた上下の背骨が日常生活で再び折れることがよくあります。

何度か骨折していると筋力が落ちて寝たきりということもあり得ます。

 

 

大腿骨頸部骨折

 

転んだ時に側面をぶつけると起こるケガになります。
体重がかかるところであるため、手術になることが多いです。

 

手術はプレートとネジでくっつける方法と髄内釘といって骨の幹の中に釘みたいな棒を入れて固定します。

骨がくっつくまで3.4カ月ほどかかります。

高齢者の場合、歩けなくなる確率が50％ほどと予後の悪いケガになります。

 

 

対策

大前提は、雪の日は外に出ないことです。

 

でも仕事などで外にでないといけないという方は、

 

・滑るので小股で歩く

・わだちなど人の歩いた痕を歩く

・階段や坂は避ける

・マンホールや白線の上を歩かない

 

などです。

 

脊椎圧迫骨折と大腿骨頸部骨折になるとすごく日常生活に支障が出て寝たきりになってしまうこともあります。

外出しないといけない場合は、しっかりと対策をすることが望ましいと思います。

 

アームズ整骨院　院長

鈴木